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フットプロム協会運営の少年向けサッカーチーム

「​YHプロミネンツ」

(横浜・保土ヶ谷プロミネンツ)

育成方針について

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【サッカースタイル】

YHプロミネンツでは、コートを広く使いボールを支配するサッカーを目指します。
ディフェンスラインやキーパーからであっても丁寧に繋いで、意図的にカウンターの様な状況を作り出し、相手ディフェンスのギャップをつくことで攻撃に繋げます。
サッカーにおける原理原則を低学年のうちから理解してもらい、数的優位の作り方やその上での攻め方、守り方などを共通理解としてチームに落とし込んでいきます。ポジションによって求められる役割も明確化しています。

試合を見て頂ければ、それが例え1~2年生であっても負け試合であっても、その「目指している方向性」や「どんなサッカーをしようとしているのか」はご理解いただけるのではないかと思います。

ある程度定められた法則の中でプレイを選択することになりますので、​ひょっとすると「自由度の少ないサッカー」だと感じられるかも知れません。
ただ我々が思う「自由」は、定められたタスクとそれに伴う責任の上に成り立つと考えています。
例えばポジションに求められる役割を逸脱してそこを空けてしまうとピンチを招いてしまいますが、近いポジションの選手との共通理解があった上でその役割を委ねて“いったん外れる”ということであればそれは自由です。たとえポジションを逸脱しても、より良い状態の選手が前に行って、そうでない選手はサポートに回る、ということはそれぞれの判断で行われるべきです。
ただそれを行う為には、お互いがお互いの役割を理解していなければ不可能です。

「子ども達には難しい」と思われるかも知れませんが、毎週のトレーニングの中で意識させていけば、早い子であれば1年生からでも上記の様な取組をそれぞれの判断でし始めます。

原理原則やポジションに基づいた約束が前提としてあり、その上で​それぞれの判断でプラスアルファの要素を加えていく。

​それが、プロミネンツの目指すサッカーのスタイルです。

【サッカー脳について】

「サッカー脳」や「サッカーIQ」という言葉をお聞きになられたことがあると思います。周りが見えている、相手が嫌がることが出来る、相手のやりたいことを読んでブロックするなど、サッカーにおける駆け引き的な部分を指してそう呼ばれます。

ただ、この言葉をシンプルに“頭が良い”と捉えてしまうべきではありませんし、“天性のもの”だと捉えてしまってはいけません。

 

「サッカー脳」であるとか「クレバーな選手」を構成する要素というのは、トラップやパスなどの基礎技術、ボールを置く位置や身体の向き、周囲を見るタイミング、チームとしての戦術理解度、チームメイトとのコミュニケーション、観戦した試合の数、自分がどんな特徴を持ったプレイヤーであるかを理解することなど、幾つもの要素から成り立ちます。

そしてそれら全ては、トレーニング​によって向上させられます。

例えば身体の向きが悪くて味方がフリーでいるのが見えなかった、足下にトラップして顔を上げたらすぐにディフェンスが迫ってきていてボールを失ってしまったという二つのケースがあるとしましょう。

これらは、身体の向きを変えておけば、トラップの前に周囲を見ていれば、打開出来ていたはずです。

ですが小学生年代の選手の多くは、これらのことを“知らない”状態でプレイしています。

どの位置で持った時にどういう身体の向きでどちらの足でプレイするべきなのか、またそれは何故か、それによってプレイがどう変わるのか。それらをまずは“知る”ことが非常に大切です。

ただ、“知った”からと言ってすぐに出来るわけではありません。何度も指摘されてその都度思い出して身体に染み込ませ、少しずつ強度を上げて初めて試合で使えるようになります。

そしてここで大切なことは、これらはパス練習やトラップ練習を何千回と行っても身につかない、ということです。それらを意識させる練習メニューの中で、常に意識させ続ける為の声掛けがされなければいけません。

その上でミスが出たとして、それはシンプルに技術的なミスなのか、身体の向きによるミスなのか、周囲を見ていなかったことによるミスなのか、味方との意思疎通の問題なのか、それを特定出来なければ改善は出来ません。

例えば身体の向きが問題なのに、その改善策としてインサイドキックの練習を1000本やってもダメなんです。

チャレンジして、ミスして、改善して、またチャレンジして…というサイクルの中に結果として「サッカー脳」が育まれます。

プロミネンツのメニューは上記の様な考え方で組み立てられています。

何年もプロミネンツのメニューでトレーニングをして貰った結果として、レベルの差はあれどみんなが上記の様な状態に到達できるのなら、チームとして負ける要素をかなり減らせると考えています。

サッカー脳について

【フィジカルについて】

プロミネンツとして毎週火曜日に「フィジカルトレーニング」の時間を設けています。この要素もまた、小学生年代の選手たちの殆どが“知らない”内容です。

多くの方が勘違いをなさるのですが、フィジカルトレーニングをすると言っても、筋骨隆々なマッチョマンを作ろうとしているわけではありませんし、フィジカル的な強さを前面に押し出したラグビーの様なサッカーをするつもりは全くありません。

大切なのは「身体の動かし方」です。

「アクセル筋」と「ブレーキ筋」という言葉を聞いたことがあるかも知れませんが、お尻や腿の裏側の筋肉がいわゆる「アクセル筋」、前腿の筋肉が「ブレーキ筋」です。名前の通り、速く走るにはアクセル筋、つまり腿裏の筋力が重要になります。

ただ、子ども達の多くはこのアクセル筋を上手く使えていません。

 

さらに所謂“体幹”も重要です。

体幹が安定することによって重心が安定しますので、競り合いに強くなるだけでなく、キックの威力も増しますし、何より“立ち姿”が変わります。

クリスティアーノ・ロナウドやウサイン・ボルトをイメージしてみて下さい。猫背で走ってはいませんよね。常に上半身は“立った”状態で重心が安定しています。それにより視野が上がりますし、バランスも良くなります。

こう言った「身体の動かし方」を小学生年代で身に着けてしまえば、その後はその動き方が自分にとっては当たり前になるので、成長に伴ってプレイの負荷が高まったとしても、それを許容出来る身体になってくれます。

逆に良い身体の動かし方が出来ていない状態で何万本ものキックを蹴る、何百試合もする、という状況は、身体のバランスをより崩してしまう方向に進んでしまいます。

バランスが崩れるとどうなるか、というと、やはり怪我に繋がります。

ブレーキ筋を多く使う動かし方の選手は、オスグッドやグローインペイン、シーバー病など典型的なスポーツ疾患の症状が出やすくなってしまうのです。

さらに、高校生年代以降で前十字靭帯などの大怪我をするケースも、身体の使い方とバランスの悪さ、それを何年も続けていることに起因するケースが多いとされています。

怪我はある日突然訪れる様に見えて、実はその怪我の原因が子ども達の身体の中で長い時間蓄積されているものなのです。

残念ながら殆どの親はその事に気づいてあげられませんし、気づいた時には遅く、子ども達の大好きなサッカーを長期間に渡って奪ってしまう結果になるのです。

その様な不幸な未来が到来する可能性を少しでも減らすために、そしてもちろん選手たち自身のパフォーマンスをより高めるために、プロミネンツでは定期的にフィジカルトレーニングの時間を持っています。

フィジカルについて

【まとめ】

まとめ

プロミネンツは、神奈川県のチャンピオンになるということを目標に活動しています。
その上でセレクションなし枠として8名(2021.10月改訂)までとさせていただいているのは、その8名で優勝したいという覚悟の現れだとお考え下さい。現時点では下手でも、良いプレイヤーに成長させるだけの指導ロジックとその蓄積があると考えているので、5~6年生になって“デカくて速くて強い選手”を獲得して勝とうとは考えていません。
出来れば1年生から6年間同じメンバーで戦い、プロミネンツとしての考え方や戦い方を何年もかけて洗練させたメンバーで強くなっていくことが理想だと思っていますし、それによって県のチャンピオンになることは十分に可能だ、と考えています。
ご承知の様に神奈川県は全国的に見ても非常にレベルが高いので、神奈川県でチャンピオンになるということは全国で勝てる可能性も十分にあると思っています。

そしてその目標を「絵空事」ではない状況にする為に、その根拠となるロジックとして上記の、これまで記してきた指導ロジックやトレーニングメニューがあります。

もちろん勝負は、特に全小の予選などトーナメントでの勝負は水物ですから、結果としてその栄誉を勝ち取れるかどうかは分かりませんので、そこにだけ固執するわけではありませんが、上記の様な内容は他のチームでは出来ていない、取り組んでいないケースが多いので、勝つ確率を上げることには間違いなく繋がります。

そしてもう一つ、子ども達の多くは「優勝したい」と「プロサッカー選手になりたい」とを天秤にかけると「プロサッカー選手になる」方をより強く望んでいると思います。
もちろん、神奈川県でチャンピオンになるよりもプロサッカー選手になる方が何倍も何十倍も難しいですし、どれだけ「正しい努力」を積み重ねても到達できない選手の方が多いですが、それでも目指すのであればその為の近道も、やはり上記の様な内容を朴訥に積み上げることだと我々は考えています。
前提となる能力を高めた上で、自身の特徴や長所をしっかりと把握してそれを強化し、パッと見てすぐに分かるような、差別化できる強みを持った選手を育てていくことも、プロミネンツとしての計画です。

保護者の皆様におかれましては、大切なお子様の少年時代をどこで、どんな指導者の下で過ごさせるかということは非常に重要な問題だと思いますし、信じていいのかどうか、正しい方向に導いてくれるのかを気になさると思います。
未来のことは誰にも分かりませんが、我々プロミネンツとしては上記の様な方法論や指導ロジック、サッカー観を持っている、それによってお子様が望む方向に進んでもらえる可能性を高めることが出来るのではないか、と考えています。

​子ども達の貴重な小学生時代を共にするパートナーとして、是非プロミネンツをご検討ください。

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