2010年2月11日、フットサルプラス阿佐ヶ谷にて開催された第2回フットプロムトーナメント。

サッカー・フットサル・ビーチサッカー・フリースタイルと様々なフットボールのトッププレーヤー達8名が集結し、さながらフットボールの異種格闘技戦の様相を呈した今大会。

合計試合数15試合、3時間半にも及ぶ長丁場の戦いを制したのは、U-16日本代表でアジアを制した経験をもつFW、“GO”こと上原 豪。

強力なフィジカルで相手を寄せつけず、正確で安定感溢れるシュートを駆使して着実にカラムを倒したGOは、まさにチャンピオンに相応しい活躍で前回優勝のK9に次いで2代目のチャンピオンとしてトロフィーにその名を刻んだ。

 

この大会は、8名の選手がそれぞれAグループ・Bグループに分かれて対戦。上位2名が決勝トーナメントに進み、準決勝・決勝を戦いました。

予選リーグのリーグ表は右図の通りです。  

 

   

  

    

          和やかな雰囲気の開会式の模様               MatthewをかわそうとするTakuro(写真左)          シュートを放つGO(写真右)とMagao(写真左)

 

第1試合【Group A:  Matthew 2 vs  Takuro 2

 

 元JリーガーのTakuroに挑むのは大学生プレーヤーのMatthew。力の差は歴然かと思われたが、Matthewは怯むことなくTakuroにチャレンジを仕掛ける。序盤からお互いに攻め合う展開で、見せ場たっぷりのゲームは、早い時間帯で両者2本のカラムをゲットするものの、最後の1本にはなかなかヒットさせられず、ドローに終わった。

 

第2試合【Group B:  GO 2 vs × Magao 1

 

 サッカーとビーチサッカーの対決となったこのゲーム。序盤にGOの強烈なシュートがカラムにヒットし、Magaoも遠目からの落ち着いたインサイドキックで1本目をゲット。続いてGOが2本目を倒すが、その後は硬直状態。

GO がナツメグを狙い、Magaoがビーチサッカーならではの浮かせ技で打開を狙うも、なかなかカラムにはヒットさせられない。結局GOがしのぎ切って初勝利を決めた。

 

第3試合【Group A:  Ody 3 vs × Taku 2

 

 この試合もサッカー対ビーチサッカー。序盤は完全なTakuペース。早々に2本をゲットし、完封勝ちもありえるかと言うペースだったが、徐々にフットプロムのコツを掴んだのか、Odyも強烈なフィジカルで1本を取ると、その直後にも相手を半身だけかわしてのアウトサイドキックでカラムにヒットさせる。

フィジカルに勝るOdyは要所要所でニュートラルボールをマイボールにし、最後は抜き切らないうちに放った正確なシュートで逆転勝利を決めた。

             Ody(左) vs Taku(右)                 34(左)からボールを奪おうとするNaty(右)                                         Ody(右) vs Matthew(右)

第4試合【Group B・  Naty 2 vs × 34 0

試合開始早々、34に決定的なナツメグのシーンが訪れる。しかし、初戦で気負ったのか34はこのチャンスに痛恨のシュートミス。対するNatyは、半身だけかわしてのシュートを確実にカラムにヒットさせで先制点をゲットすると、ターンオーバーからのシュートで加点。34は、序盤のビッグチャンスを活かせなかった事が最後まで響き、結局そのままタイムアップのブザーを聞いた。

 

第5試合【Group A・ Matthew 3 vs × Ody 2

予選リーグも2順目に突入。大学生プレーヤーながら優勝候補のTakuroと互角の勝負を演じたMatthewと、Takuを逆転勝ちで仕留めたOdy。序盤はフィジカルと安定感でMatthewを圧倒するOdyが着実に2本のカラムをゲット。Odyの完封勝ちもあり得るかという試合だったが、Matthewがターンオーバーから放ったシュートがまさかのダブルとなり(Odyは負傷した同僚TabaterのピンチヒッターだったためにDoubleのルールを知らなかった)、一気に同点。これで集中力が切れたOdyに対し、ターンオーバーで3本目をヒットさせたMatthewがまさかの逆転勝ちを飾った。

 

第6試合【Group B・  GO 2 vs Naty 2

「沖縄かりゆしFC」で2トップを組んでいた事もあるこの二人。仲もよく相手の癖も分かっている二人は、当然最初から遠慮ナシの好ゲームを観客に対して披露。試合開始直後のキックオフでいきなり鮮やかにNatyをかわしてゴールを決めたGO。ターンオーバーから返すNaty。

計った様な正確なシュートで突き放すGOに対して、微妙なジャッジではあったものの1ポイントを返したNaty。ナツメグの筈のシーンを1本だけで済んだGOと、ナツメグではなかったものの同点に追いついたNaty。観客の視線を釘付けにした3分間、名勝負となったこの試合は結局2-2のドローで終了。二人は試合後、大きな拍手に包まれた。

             激しい接触の後のNaty(左)とGO(右)              競り合うtaku(左)とTakuro(右)                                                         34(左)とMagao(右)

 

第7試合【Group A・ Takuro 5 vs Taku 1

  大宮アルディージャ対水戸ホーリーホックとしても対戦経験のある元Jリーガー同士戦い。序盤からお互いに遠目からのシュートを放ちあう展開で1本ずつカラムをゲット。遠目からのシュートを意識させる事で、相手の足を出させ、ナツメグを狙う。その狙いが的中し、このトーナメント初となる見事なナツメグTakuroが勝利を飾った。

 

第8試合【Group B・ Magao 3 vs × 34 0

   ビーチサッカー対フリースタイラーの戦いは、お互いにボールを浮かせ、“魅せる”要素の高いゲームとなった。34はトリッキーなプレーから見せ場を何度も作り、会場の拍手を浴びたが、惜しくもカラムには当てる事が出来ない。対するMagaoは、浮き玉からの華麗なシュートで1本目を倒すと、2本目はターンオーバーから、3本目はフィジカルの強さを見せ付けて完封勝利を決めた。

 

第9試合【Group A・ Matthew 6 vs × Taku 1

 大学生プレーヤーMatthewと、元JリーガーのTaku。Takuはここまで2敗しており、決勝T進出への希望は断たれた状態。対するMatthewは、この試合に勝つか引き分けるかで決勝T進出が決まる。試合は、ターンオーバーからTakuが簡単に1本目(しかもセンターカラム)を倒して、俄然有利かと思われたが、直後にMatthewがこのトーナメント2度目のダブル!!練習会でも滅多に出ないダブルを本番で2回出す強運にも後押しされ、最後の1本をナツメグで決めて決勝T進出を決めた。

 

   GO(写真右)に敗れ、うなだれる34(左)                   Takuro(写真左)とOdy(右)の競り合い     リフティングでNaty(写真右)をかわそうとするMagao(左)

第10試合【Group B・ GO 3 vs × 34 0

この試合に勝てば決勝トーナメント進出が決まるGOと、1本のカラムも倒せておらず、予選敗退が既に決まっている前回準優勝者の34。序盤、34の浅いディフェンスをついてGOが簡単に先制。、34にもターンオーバーから惜しいチャンスが訪れるがカラムにはヒットしない。GOは半歩かわすフェイントから正確に2本目のカラムにヒットさせ、さらにこぼれ玉をものにしたGOが決めて完封勝利。前回準優勝の34は、1本のカラムも倒せないままに大会を去ることとなった。 

第11試合【Group A Takuro 3 vs × Ody 1

ともに決勝T進出の可能性を残すこの一戦は、今大会随一の激しいぶつかり合いとなった。序盤TakuroがOdyを引き倒したプレーにホイッスルが鳴り、大会初のPK。しかしこのチャンスをOdyは活かす事が出来ない。するとTakuroがOdyのドリブルをストップしたボールが1本目のカラムにヒット。Odyも1フェイクからのシュートでカラムをゲットするが、その直後にTakuroがドリブルをしながら至近距離まで押し込み加点。激しいぶつかり合いで疲労の色が見え、決着は終了直前までもつれ込んだが、ラスト1秒のところでTakuroがOdyの股下を通すシュートを決めてゲームセットとなった。

 

第12試合【Group A・ Magao 3 vs × Naty 1

この試合も両者ともに決勝T進出がかかった試合。キックオフでスピードに乗ろうとするNatyのミスで危ないシーンが訪れるが、逆にそのプレーがMagaoにディフェンスの距離をあけさせ、余裕を持った遠目からのシュートでNatyが先制する。Magaoもリフティングからのシュートで1本を返すと、ディフェンスを得意とするMagaoはターンオーバーから加点、さらに少し浮かせてコーナーぎりぎりから放ったシュートが3本目のカラムを倒し、Magaoが準決勝進出を決めた。

 

 

 

 

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