2009年11月4日、アディダスフットサルパーク池袋にて開催されたフットプロムトーナメントは、元フットサル日本代表、フットプロム協会・競技委員長でもあるK9が、さすがと言うべきプレーで他の選手を圧倒しての優勝で幕を閉じました。

 

この大会は、6名の選手がそれぞれAグループ・Bグループに分かれて対戦。カラムを倒す事によるポイント(ナツメグは+3ポイント)を競ってリーグ順位を決定、同順位同士の順位決定戦を行いました。

 

前日の雨でスリッピーになっているピッチ・コンディションが選手を戸惑わせましたが、随所に好プレーを見せ、イベントを盛り上げてくれました。

順位決定戦の結果は右図の通りです。

 

  

      

          競り合うShow(手前)とNao(奥)                    AJ(写真左) vs Naty(写真右)             フリースタイルパフォーマンス”Sur De Wave”

 

 

5位決定戦【Nao vs Show】

5位決定戦は、優勝候補ながらまさかのグループリーグ最下位に終わったNaoと、ピンチヒッターながらも徐々にフットプロムのコツを掴みつつあるShowの一戦と。

Naoは、早稲田ユナイテッドではコーチとしてShowら選手を指導しているので、師弟対決という一面も。

お互い最後の試合という事もあって積極的な攻めを見せる。お互いに決定的なチャンスを何度も作り、2-2の状況となるなど勝負は分からなかったが、最後は経験がものを言い、Naoが5位決定戦を制した。

Showは最下位とはなったが、1・2試合目と比べるとだいぶフットプロムに慣れ、観客を沸かせるプレーが出ており、次回以降に大いに期待をさせる内容だった。

 

3位決定戦【Naty vs AJ】

3位決定戦は、1勝1分で34と勝ち星では並んだもののナツメグポイントにより予選グループ2位となったNatyと、初戦でナツメグを決めたもののK9に敗れ2位となった“ナツメグ野郎”AJ。

この試合も激しい攻め合いとなった。

序盤、Natyが体の強さと鋭い読みを見せ、早々に2本のカラムをゲット。しかしそこで若干の余裕を見せた隙を見逃さず、AJが遠めのシュートと華麗なフェイントで反撃、こちらも2本のカラムをゲットし、2-2のタイに持ち込む。

Natyは左端、AJは右端のカラムを残し、互いにいい場面を見せるものの、結局最後まで絡むにはヒットせず、2-2のドローという結果で終わった。

 

  

ボールに向かう34(左)とK9(右)                       残り3秒でK9が同点ゴール               延長戦でK9がボレーで決めたVゴール

決勝戦【34 vs K9】

決勝戦は、優勝候補のNaoをナツメグで破り勢いに乗る34と、ナツメグこそないものの確実なシュートと安定した戦いで2試合とも全てのカラムを倒して決勝に臨むK9。競技委員長としては是が非でも勝ちたい一戦。

しかし、これまでその多くがカラムにヒットしていたK9のシュートは、この試合ではことごとく決まらず、わずかに逸れる。序盤に34に先制されると、何本もシュートを放つものの、1本のカラムも倒す事が出来ないままに時間ばかりが過ぎる。K9がシュートを放つたびに、観客席からはため息が漏れた。

焦りの見えるK9は遠目からのシュートが増え、逆に34は時間を使う。

そして残り3秒。タッチラインギリギリで34に背を向けてボールをキープしていたK9、背中に目がついているかのようなヒールキック。

これが同点弾となり、試合は延長戦へ。

延長戦では倒れたカラムももう一度立て、3本のうちどれか1本に先に当てた方が優勝というサドンデス方式。

コイントスによりキックオフの権利を得たのは34。しかし34はこの機会を活かす事が出来ない。逆にK9は、奪ったボールを自陣カラムエリア内で34を背にしてキープし、ボールを浮かせて渾身のボレーシュート。

これが鮮やかにカラムにヒットし、激的な展開でK9が初代王者に輝いた。

 

 

 

 

  


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